☆彡WordPressを簡単にバックアップ復元する方法
せっかくワードプレスで作ったホームページ、サーバーが重い、快適なサーバーへ引っ越ししたいという要望や何かの拍子にデーターベースが壊れたり、プラグインが動かなくなったり、バージョンアップができなくなったり、ページが表示されなくなったりとトラブルはつきもの。
そんな時に、失敗しないワードプレス引っ越し手順を記載していきます。
通常、ワードプレスの復元には、MySQLといったデーターベースのバックアップが必要ですが、そんなわけわかんなくて難しい方法はすっとばして、できるだけ簡単に誰でも引っ越しができる手順を説明していきます。
■ワードプレス移行手順
この方法は、移行先のドメインが異なる場合、例えばaaa.com→bbb.comの場合でも可能です。ただし、外観のテーマの編集などで直接書き込んだり(例:URL:aaa.com/profile~)などは、移行後(bbb.com/profile~)などへ手修正が必要になってくるので注意が必要です。トップページにバナーや写真を張り付けて、リンク先をaaa.com/~にしている場合も同様ですよ。
ここでは、同一ドメインでサーバーの引っ越しを前提に手順を説明していきます。
■サーバー引っ越しの事前準備編
ここでは、XREAサーバー上のaaa.comからXserver上のaaa.comへ移行する場合と仮定して手順を説明していきます。
1.filezillaなどの無料FTPソフトでXREAサーバーへ接続
ワードプレスをインストールしているフォルダ内、「theme」「plugin」「uploads」の3つのフォルダをダウンロードする。
ぶっちあけこの3つのファイルをダウンロード上書きで一様は、ざっと移行が完了してしまいます。
2.XREA上に設置しているaaa.comのワードプレス管理画面にログイン
ツール→エクスポート→すべてのコンテンツを選択し、ファイルをダウンロードしておく。(このファイルには、現在のカテゴリ設定や記事内容データ情報が入っています。)これまでワードプレスで作り上げたコンテンツや記事の移行に必要な作業です。
3.これでデータのバックアップは完了です。
一様のワードプレスの移行はここで完了ですが、これまでの状態を同様にするためには、以下の細かい作業も必要ですのできちんと行っておきましょう。
次に、現在のワードプレス内の設定情報を控えておきます。この作業は意外と重要ですので、抜けがないようにしておきましょう。移行元のXREA上に設置してあるワードプレスの設定情報です。
○設定→パーマリンク設定
カスタマイズしている場合は、特に注意が必要です。移行先のパーマリンクも同じように設定しないと不整合が起こります。ワードプレスの標準のURLでは、aaa.com/%~~という動的URLになり、SEO的に良くないといわれています。なのでカスタマイズ:/%category%/%postname%/などに変更するとよいでしょう。URLがわかりやすく固定的なURLにすることができます。
○プラグイン→インストール済プラグイン
現在ワードプレスがインストールされているホームページでどのプラグインが使用されているかをメモしておきます。移行先のワードプレスプラグインにも同じものを有効にしてやる必要があります。1でpluginはバックアップしていますが、どのプラグインが有効になってどのプラグインが無効になっているかを確認しておく。
○All in One SEOなどのプラグイン内の設定や、タイトル、説明文、ウィジェットなどの情報も控えておく。
自分でインストールしたプラグインここでは、All in One SEOなどの設定内容などあれば控えておきます。移行後の設定も同様のものにする必要があります。後、設定→一般のタイトルやキャッチフレーズ、外観→テーマ設定、特に自分も忘れていた、外観→ウィジェットなど、ウィジェットにテキスト追加して、楽天コードやアドセンスなどを追加している場合などは、その内容も控えておく必要があります。
一応、ここまでが、事前準備となります。では、実際に、サーバーの引っ越しをしてみましょう。
■サーバー引っ越し
では、実際に引っ越し作業をしていきましょう。
1.ドメインのDNSを変更します。
見た目上変わらないURL(ドメイン)ですが、DNS(ネームサーバー)は変更しておかなければいけません。これは、aaa.comというURLをどのサーバーで運用するかという情報ですが、ここでは、例として、XreaサーバーからXserverへの移行と仮定していますので、DNSを変更してやる必要があります。ドメインの管理画面でXreaのDNSからXserverのDNSへ変更しておきます。
2.メールアドレスの作成とサーバー管理画面でのドメイン追加。
DNSの変更が終わったら、移行先のサーバーここでは、Xserver管理画面にログインし、ドメインaaa.comの追加を行います。また、使用していた、メールアドレスの追加も忘れずに行うようにします。もちろん、使用しているメーラーの設定も変更する必要があります。引っ越し先のドメイン追加とメールアドレスの設定がおわったら、移行元のサーバーからドメインを削除することも忘れないようにします。(重複してしまいます。)
3.移行先のサーバー(Xserver)へワードプレスをインストールする。
サーバーによっては、異なりますが、最近では、サーバーの管理画面上から簡単インストールが可能になっています。WordPress(ブログ)、EC-cube(ショッピングサイト)、Xoops(コミュニティーサイト構築)などなど最近は便利になってきましたね。まずは、ワードプレスのインストールを行います。
4.FTPでバックアップした(themes,plugins,uploads)フォルダを上書きアップロードする。
新サーバーへワードプレスのインストールが終わったら次に、バックアップしておいたフォルダ3つを上書きアップロードします。その後、ワードプレスへログインし、使用していた同じテーマファイルが追加されているので変更します。プラグインの項目にも以前使用していたプラグインが追加されているので、以前と同様に有効にしておいたプラグインはすべて有効にします。
5.事前準備の3で控えて置いた設定内容を同じにする。
パーマリンクの設定をはじめ、表示設定や、一般設定、外観テーマ設定、各種プラグイン設定など以前のサーバーと同じ内容に書き加えます。カテゴリの追加は行わなくて大丈夫です、次のデータインポートで自動的に追加されます。
6.事前準備の2でエクスポートしたファイルをインポートする。
ツールのインポート(インストールされていない場合はWordPressをクリックしてインストール後)、事前にエクスポートしたファイルをインポートする。WordPress Importer。このとき、imageファイルのチェック項目などは、チェックせずにそのままインポートする。
7.エラー対応や微調整を行う。
よくつまずく問題点として、ワードプレス内の画像が表示されないという問題があります。ネット上でもみなさん困られており、さまざまな案が出ていますが、一番簡単な方法を書いておきます。自分は2つワードプレスを移行したのですが、2サイトとも同じ症状で悩まされました。WordPress Importerでは、新サーバーへ上書きアップロードしたuploadsフォルダ内に、画像データが収められているのですが、うまく表示ができない現象が確認されました。
そこで、プラグインの追加の検索ボックスにてAttachment Importerというものを検索し、インストールします。
そしてインポートからAttachment Importerを利用して再度ファイルをインポートします。すると、失敗した、画像ファイルのデータがうまく完了と表示され、ワードプレスのサイト上の画像が表示されるようになります。記事やカテゴリの復元は、標準のWordPress Importerを使用する。画像の表示には、別途、Attachment Importerを使用するという感じです。
PS.
あと不具合として見られたのは、投稿記事に未分類が初期値としてはいっているということです。インポートした記事はきちんと入っているのですが、カテゴリに未分類,日記などと、もともと日記というカテゴリなのに、未分類というカテゴリも重複して入力されてしまうという不具合が確認できました。対策としては、これに関しては、ひとつづつ記事を編集カテゴリから未分類を削除するという方法しかないようでした。他にもあるかもしれませんが、自分の場合は、記事は40件程度しかなかったので手作業での削除で問題ありませんでした。このカテゴリに未分類がはいったままでもよいのですが、以前のURLがかわってしまいますのでSEO的によくありません。やはり、以前と同じカテゴリにしてやる必要がありますので修正するようにしましょう。後は、自分で、ドメイン下に置いたflashファイルや自分で追加したファイルがあれば、手作業で追加してやりましょう。
以上がワードプレスのサーバー引っ越し作業になります。
手順通りにやればうまく移行できるはずですので移行を考えられている方は頑張ってやってみてくださいね。
自分はこの方法で、何度も移行が綺麗にで来ていますのでご参考までに、あくまでも個人的な見解ですので、ご了承くださいね。